北条早雲の少年期

を描く、「新九郎、奔る!」(ゆうきまさみ・作)が、面白い!
素性の知れない風来坊から成り上がって、関東の覇権を盗った戦国武将の先駆けと言われていた北条早雲。様々な出自説がある中、近年の研究で備中荏原を所領とする伊勢氏の出身が最も有力となっている。享年に関しては長らく88歳といわれていたが、これも64歳だったとほぼ特定されているようだ。


単行本は3巻出ていて、現在週刊ビッグコックスピリッツに「荏原編」連載中。永井豪の「北条早雲」は88歳説で描かれている。

少年期が謎に包まれていることも確かで、そこには作家の創作の余地が豊富にあろうというもの。
荏原郷高越城下で成長する少年期が描かれた作品に、伊東潤「黎明に起つ」南原幹雄「謀将北条早雲」富樫倫太郎「北条早雲」などがある。小田川の魚取りや笠岡のおしぐらんご参戦、村の娘達を拐かした野党の一団を成敗、法泉寺で熱心に学問に励むなど、荏原荘の風景の中で様々なエピソードが展開されている。いずれも、備中荏原荘でたくましく幼少期を過ごし、やがて京へ上って行くというもの。
「新九郎、奔る!」はそこがちょっと違う。それ故、これから始まる「荏原編」が気になる。

雨の中で

シクロクロス世界選手権の日本代表チーム監督・三船雅彦氏による、シクロクロス・スクールが行われました。


明日の大会準備で設営したコースを、実際に走って実践講習。世界トップクラスのテクニックが、泥濘んだ路面攻略に冴え渡っていた、、そうです。

公共施設の閉鎖

井原市は、ほとんどの公共施設を3月15日まで閉鎖することになりました。

葡萄浪漫館は、当面通常どおり営業いたします。
お客様のまばらな時期(~_~;)でもあり、また、公共交通でお越しの方もほぼ皆無という状況、地元のささやかな憩いの場としての役割もあったり・・・ということで、充分注意を払いながら開館していきます。

小学校は・・・井原市

井原市の新型コロナウイルス関連情報 ← 詳細
感染防止対策として小中高の休校を国が要請しているが、井原市は小学校の休校はしない方針とのこと。
国は休校した場合の子ども達の居場所づくりを学童保育に求めているようだが、例えば青野小学校区の場合、保護者のボランティア的な運営で成り立っている学童保育の負担が大きくなり、学校現場の協力は不可欠となる。
ならば、小学校を開校する方が混乱を避けられるというもの。もちろん、感染予防対策には万全を期して、状況次第で今後の対応も変わるのは当然のこと。